きのこカンファレンス2025に参加してきました

ブログを書くまでがきのこカンファレンス、ということで、

先週行われた「きのこカンファレンス2025」に参加してきました。

 

 

kinoko-conf.dev

 

# なぜ参加したのか

今回の「きのこカンファレンス」は登壇者がすべて40歳以上限定ということで、これまでに無い斬新なコンセプトのカンファレンスでした。

自分も気がつけば40代の折り返しにかかり、IT業界歴は気がつくと20年を超えてしまっていました。

自分が社会人になった2000年代前半はまだ完全に就職氷河期で、IT業界も3K(「きつい」、「帰れない」、「給料が安い」)と言われていました。

 

参考)

ascii.jp

jibun.atmarkit.co.jp

そんな中で、世の中が徐々にITが欠かせないものとなっていき、今では3Kどころか、ホワイトな業界として学生の憧れの職業のトップに入るように変わってきているようです。

今も現役で続けられている方々は、生存バイアスと言われたらそうかもしれません。

自分もたまたま生存できてはいるものの、デジタルネイティブで優秀な若者や生成AIの台頭などで、この先生きのこれるかとても不安になってきています。

そんな状況から、今回のカンファレンスでこれからもやっていくためのヒントが少しでも掴めれば、と思い参加させていただきました。

 

# 会場

会場は昨年の非常に盛り上がった 

Hono Conference 2024

 

 

 

 

 hono.connpass.comと同じ会場で、お台場の

 

docomo R&D OPEN LAB ODAIBA

docomo-openlab.jpでした。

とても素晴らしい会場でした!

# 前夜祭

kinoko.connpass.com

あいにくの空模様ではあったものの、土曜の夕方からということで、平日夜などに参加が難しい現状としてはありがたい限りです。

前夜祭ということで、初っ端から乾杯で開始。

 

日本酒を中心にしたお酒を持ち込むという差し入れ企画をされていました。

## 参加者交流企画

普段YAPCを中心にしたカンファレンスしか行っていないため、せっかくなので参加してみることに。

お酒とピザを囲みながら、テーブルにランダムに集まった方々でチームを作成し、ワードウルフ(人狼ゲーム)。

業界歴・職種・バックグラウンドなどがバラバラの方々でちょっとずつ自己紹介をしながら、いきなり誰が嘘を付いているかを推理していくという展開で、なかなかスリリングな展開でした。

 

 

また、YAPC::Kyoto 2023の当日配信スタッフでご一緒にさせていただいた方と偶然同じチームになり、その後のお話などをさせていただき、とても嬉しい再会となりました。

28. きのこカンファレンス前夜祭 特別企画「Perlの生きのこり 〜ペアプロ解説〜」を見てきました

 

## Perlの生きのこり 〜ペアプロ解説〜 by わいとん

お次は個人的に一番気になっていたわいとんさん・kobakenさんのトーク&ライブコーディングセッション。

詳しくは、わいとんさんの記事

ytnobody.github.io

と、kobakenさんのエントリ

kfly8.hatenablog.com

を見ていただければと思うのですが、

インターネット掲示板を題材として、

1990年から2025年までのWeb開発をPerlを中心にしながら歴史(とコード)を振り返る俺得コーナーでした。

 

speakerdeck.com

原始的なCGIの解説から始まって、その後技術の螺旋が起こり、ある意味CGIは今どきのAWS Lambda, Cloudflare Workers なのかもしれない、というところに感銘しました。

 

Perl後方互換性が非常に強力なので20年前のコードでもほぼ動くものの、

生成AIの力を利用して如何にモダンな書き方を自動で書かせるか、といった未来へ繋がる最高のセッションでした。

 

---

# 本編

翌日、朝から参加しました。

ノベルティもちゃんときのこしてますw

 

今回は特に登壇もスタッフもしていないため、せめてと思ってなるべくXで実況などをするようにしていました。

## 人生を左右する「即答」のススメ - 一瞬の判断を間違えないためにするべきこと

speakerdeck.com

日頃から即答力を鍛える、

チャンスがやってきたときにいつでも即答できるようにしておくこと、

そのためには日頃のトレーニングや準備が必要で、できることだけに固執せずに、少し難易度は高くてもできそうな事を把握しておくことが大切だったといったものでした。

結構自分でも思い当たることが多いセッションでした。

 

## 引き際は自分で決める!〜究極の選択と還暦で定年の無い企業に転職した話〜 by 貴島 純子

tetrapod418.github.io

こちらは実際に60歳の定年を前に、どういう心構えで行動してきたのか、定年後をどう考えるのかについて、実体験から来た経験を話されていました。

若い頃は定年など考えもしていませんでしたが、いざその時が近づいたらどうするかというのはこれまで考えもしてこなかったので、とても考えさせられる内容でした。

自分の引き際を考えるにあたって、年齢を重ねていっても求められている価値をいつまで提供できているか、周囲から必要とされるにはどう行動していくべきかというのを、今から意識していかなければと思わされました。

そして「還暦の新人」というパワーワードに持っていかれましたw

 

## ランチセッション

続いてランチセッション、スポンサー様のおいしいお弁当を食べながら3つ拝聴しました。

 

fortee.jp

fortee.jp

fortee.jp

 

お弁当を食べながらでしたが、懐かしのガラケーiアプリ開発の話や、人材紹介エージェントさんの生きのこりの話、人生において突然やってくる大病だったりライフイベントの話など、密度が濃い時間でした。

 

## エンジニアの健康管理術〜自分という唯一無二のシステムを保守運用する〜 by 曽根友希

fortee.jp

ここ数年不健康気味な自分にとってかなり気になっていたセッション。

日々のログを取ることの重要性、体だけではなく心のバランス、休息の重要性など、

コンピュータとは異なり、自分の保守運用が出来るのは自分だけ、

という言葉が刺さりました。

 

 

## なるよ!アクティブシニアエンジニア by micchie

fortee.jp

健康に続いてはシニアエンジニアならではの心構えについてのセッションでした。

長く働き続けるために、シニアとしてどう貢献していくべきかという課題について考えさせられました。

健康は本当に重要ですね。。

 

 

 

 

## 50代フリーランスが考える、軸をぶらさずに変化に強くなるバランス感覚の鍛え方 by nunulk

fortee.jp

フリーランス、業務委託として、どこに軸を置くのか、

プレイヤーとマネージャーのどこにバランスを置くのか、

変化に適応するには、学び続けることの大切さなどについてのセッションでした。

 

## 「働きママエンジニア」、看板もそろそろ畳みます! 無冠のわたし、これからどう先生きのこれる? by たかのあきこ

 

 fortee.jp

 

 

全編手書きの絵と文字によるグラレコセッション。

人生の変化すべてを受け入れてネタにしてしまう適応力の高さとチャレンジ精神、

母さん強すぎます…!

 

## 「知識」と「知恵」を区別して時流を乗り切る〜50年経っても現役でいられるために〜 by 大澤文孝

fortee.jp

プログラマ歴40年、技術ライターの立場から、知識と知恵の違いとコンピュータの原理原則、基本を大切にしましょうということでとても共感できるセッションでした。

本も近日発売されるそうなので、購入させていただきます。

https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2296-5

 

## AIが台頭する時代のエンジニア進化論:価値探索とAI-Human Interfaceのスペシャリストへ by おだかとしゆき

fortee.jp

第一次産業革命で熟練工が機械に代替されたように、

これからの生成AIの時代に既存のスキルに固執せずにどういう課題に取り組んでいくべきか、人にできてAIにできないことは何か、事業・プロダクトに興味を持ちましょう、ということで、Clineに全部賭けて価値を提供して生きのこりたいですね。。

 

## 変わりゆくもの、変わらないもの。 by 米久保 剛

fortee.jp

時代が変わっても通用する本質的な技術やマインドセット、思考方法について、

具体と抽象を行き来することで本質に転用できるようになる、

この本はとても良さそうです。

www.php.co.jp

 

## 【企画】過去の自分への手紙 by きのこカンファレンススタッフ

fortee.jp

カンファレンススタッフによる企画、社会人のはじめの頃に伝えたい手紙をテーマに、若い頃の選択は間違っていなかったのか、生きのこった今だから言える話ということで当時のどの選択が今に繋がっているのかを紹介された人生ドラマを見るようなコンテンツでした。

どの方にも共通していたのは、コツコツやるのは当然大切だが、時には積極的なアピールも必要で、最初は恥ずかしくても、アウトプットや登壇を始めてからチャンスが回ってくるようになって転機になったと話されていました。

これは本当に共感ですねぇ。。

 

## 【企画】みんなの歴史年表 by きのこカンファレンススタッフ

fortee.jp

前夜祭のPerl企画に続き、こちらの企画も楽しませていただきました!

テレホーダイどころかパソコン通信時代以前からのベテランの方々の話から皆さんのキャリアの転機になった出来事やライフイベントなど、

きのこカンファレンスだからこそ出来る名企画だったと思います。

 

## その他

会場にて、

2025-11-14, 15 のYAPC::Fukuoka 2025

blog.yapcjapan.orgの宣伝だったり、

各種コミュニティの宣伝だったり、



各スポンサーさんの素敵な展示だったり、

 

自分も珍しく全スポンサーブースを回っていろいろ頂いたりさせていただきました。

こういうカンファレンスの中でもスタンプラリーもかなりの完走率だったと思います。

 

 

# 終わりに

自分もどちらかといえば(今のところは)たまたま生きのこった側の人間でしたが、

最近の変化のスピードにいろいろと不安も感じていました。

ですが、今回皆さんのお話を聞かせていただき、多くの共通点がありました。

すべての技術の基礎・原理・原則を大切にすること、チャンスが来たら挑戦すること、継続的にアウトプットを続けること、過去に固執せず変化に対応していくこと、積極的にAIを活用して価値を届けられるようにすること、健康を大切にすること、手を動かし続けること、学び続けること…

 

この先生きのこれるかが不安でしたが、これらのことについて再認識することができました。

ブログを書くところまでがきのこカンファレンスということで、ひとまずなんとか忘れる前に書くことが出来ました。

 

最後に、本カンファレンス関わられたすべてのスタッフの皆さん、スポンサーの皆さん、登壇者の皆さん、参加者の皆さん、素敵な会場を提供いただいたNTTドコモさん、本当にありがとうございました!

 

 

YAPC::Hakodate 2024 でスタッフをしてきました

終わってからちょっと経過してしまいましたが、

ブログを書くまでがYAPCということで、

YAPC::Hakodate 2024で今回も当日スタッフをしてきました。

 

# 前日祭

函館アリーナ隣の函館市民会館で、

前日祭の準備ということで恒例のノベルティグッズ詰めと会場設営から開始しました。

 


あいにくの天気だったので心配していましたが思った以上に参加率が高く、途中椅子が足りなくならないかやきもきするも、

後方にピザやお酒などがデプロイされていたのでそのまま立ってお話されている方々が多かった印象でした。

裏方だったのでトークはほとんど聴けなかったのですが、

唯一「必ず来る未来?IT業界での50代をどう過ごす?」

トークを途中から聴くことが出来ました。

 

無形資産と計画的偶発性、結晶性知能とモダンエルダーなど、個人的に刺さりまくるテーマでした。

 

 

 

前夜祭で果たしてビールが足りるのか、追加ピザなどは何枚必要なのか、追加買い出しどうするか、といったやり取りは裏方ならではの感覚でした。

会場からの市電の終電時間が21:45すぎと、案外早かったためスタッフ一同ダッシュで撤収。

 

函館駅前に着いてから、偶然ホテルの方角が一緒ということで、ほにゃにゃさんに誘っていただき良さげなバーで一杯。

普段の業務とは全然違う分野のお話など、楽しめました。

 

# 当日

スタッフは7:30に函館駅に集合して、

自分は前回同様にgodanさん率いる映像班のお手伝いだったので荷物の運搬や養生テープ貼りなどを出来る範囲で。

配信・映像は朝一の準備がすべてということで、10時の開始直前までドタバタ(Godanさんが)。

なんとか間に合い、収録スタート。

自分はTrack A( #yapc_japan #yapc_a )の講堂で、サッポロのmyzrさんとともにカメラ操作と動画収録状態・音声チェックなどをしていました。 myzr さんが趣味でオーディオやカメラなどをいじられているということで、ずっと助けられっぱなしでした。

## トーク

ずっとTrack Aに張り付きでカメラやモニタ等のチェックを行っていたため、

あまりトークには積極的には見れていなかったのですが、特に印象に残ったトークを。

 

### シェルとPerlの使い分け、 そういった思考の道具は、どこから来て、どこへゆくのか?

深町賢一先生によるゲストトーク

 

https://twitter.com/fukachan_fmlorg/status/1843575689150345693

 

speakerdeck.com

自分も大好きなUnixPerlコマンドラインのお話と、コンピュータの進化の歴史を整理していくという内容でした。

コマンドラインワンライナーでどこまで頑張るか、どこまでならシェルスクリプトで、どこでPerlにするかといった話と、結局は短いシェルスクリプトと make の組み合わせが多かったという振り返りは興味深いものでした。

 

### 2024年秋のPerl

speakerdeck.com

charsbarさんによる2024年秋のPerlでした。

CVE-2024-45321 のhttp通信の問題、脆弱性というよりは後方互換性を取るか、

それとも安全を取るか、自分も一部で古い環境が残っているため、非常に悩ましいところでした。

また

use v5.40;

での進化や、

perl -M のコマンドラインオプションで -M とモジュール名との間にスペースを入れられるようになった

$ perl -M Data::Dumper -E 'say Dumper(...)'

というのは個人的にはとても嬉しい限りでした。

 

### perl for shell, awk and sed programmers

 

speakerdeck.com

macopyさんによるトーク

awk, sed, shellによる方言の罠と、perl での強力な後方互換性の紹介でした。

自分も perlワンライナーが大好きで、同じような事を常に考えていたので、

Web以外の場所でも積極的にperlを使う人が増えてほしいなぁ、と思ってめっちゃ共感するトークでした。

 

### Webセキュリティのあるきかた

speakerdeck.com

akiymさんによるトーク

Webセキュリティの素晴らしいまとめと整理のセッションでした。

Cookieの優先順位、SameSiteの挙動の違い

これからのTrusted Types、SVGの罠、Nginxのパストラバーサルなど、

知識のアップデートになりました。

 

 

### キーノート

speakerdeck.comそしてmoznionさんによるキーノート。

ひたすらコードを書くことで、個人技を磨き、再発明上等でひたすら量を書くことで質に転化させるというマインド、圧巻でした…。

ここ数年インフラ周りのタスクばかりであまりコードも書けていなかったので、やはり積極的に手を動かし続けて行かなければと最高の刺激を受けました。

このトークを聴けただけでYAPCに来た甲斐があったというくらいの衝撃でした。

 

# 翌日:YAPC函館市電LT 

connpass.com

翌日は打って変わってスタッフのお仕事も無かったので、

YAPC::Hakodate 2024 アフターイベントのYAPC函館市電LT に純粋に参加させていただきました。

この企画、一言で言って最&高でした。

鉄道も好きなので、レトロな市電を貸し切って好き放題LTをする、というだけでワクワクしてきます。

今回、今回も特に登壇やLT等なにもアウトプットも出来て無かったのと、

参加したくても人数が限られるため残念ながら参加出来なかったという声を聞いていたため、せめて場所を盛り上げようと市電を走りながらLTされた方々をX上で実況させていただきました。

市電は信号の状況などで常に所要時間などが変わるため、見慣れない土地で早々に駅名などを入れるのは諦め。

貸し切りで函館の町中を走り、駅で待つ一般の方々の視線を受けながら中ではガチ目のテック系LTをするという空間はここでしか味わえないものだったと思います。

また、我々映像収録チームのボス、godanさんのこの資料などはかなり有益だと思いますので貼っておきます。

 

往復で2時間程度でしたが、本当にあっという間の楽しい時間でした。

ただ、一方でテンションが上がったことで勝手に皆さんの実況をしてしまったのですが、顔出し・モザイクなどのプライバシーの考慮をする時間が無く、撮った写真をそのまま流してしまいました。。これは非常に反省しており、あまり気持ちよく思われなかった方もいらっしゃったと思います。

DMなどで問題ございませんので、自分の顔が写ってしまっているのでツイートを削除してほしい、などありましたらどうぞお知らせください…🙇‍♂️

ともあれ、本当に最高のアフターイベントでした。

わいとんさんや発表者の皆様、参加者の方々、本当にありがとうございました!

 

## 観光

LTの後はせっかくの天気なので函館山に行ってはこだて未来大学の写真などを撮ったり、海鮮丼を食べて締め。



 

 

また、ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーとカツ丼は食べられましたが、

ハセガワストアのやきとり弁当を食べるタイミングを見失ってしまったので、

次回函館に来た時にリベンジしたいなぁと。

 

来年のYAPCは福岡ということになりそうだったので、今から楽しみです。

 

YAPC::Hakodate 2024に関わられたすべての皆様、本当にありがとうございました!

 

YAPC::Hiroshima 2024 でボランティアスタッフをしてきました

ブログを書くまでがYAPC

ブログを書くのがPerlへの貢献ということで、1週間経過しましたがやっと一息つけたので書いています。

(個人の日記なので技術的な内容はありません)

 

YAPC::Hiroshima 2024で当日ボランティアをしてきました。

yapcjapan.org


去年のYAPC::Kyoto 2023で初めてボランティアをして今回が2回目になります。

teckl.hatenablog.jp

去年と同じgodanさん率いる動画配信チームで、

bitRiver/カナル・ウェブ会場(コスモス) #yapc_b で xtetsujiさん(部屋配信リーダー)の横でお手伝いをさせていただきました。

 

# 2024-02-08(木) 広島へ

前夜祭の準備のため、業務後の前日夜から広島に行きました。

どうでもいい情報ですが、

羽田空港と広島空港の往復航空券はマイルを貯めているJALで取ったのですが、

去年の2023-10-01にチケットを抑えていたので、往復セイバー割引で往復25,402円となりました。

新幹線で往復だと約36000円くらいかかるので、飛行機ならマイルも貯まって1万円くらい安くなる、と思ってたんですが、広島空港から広島市街(バスセンター)までが思いの外遠かった…

リムジンバスで約50分で片道1450円くらいかかるので、往復とかを考えるとなんとも言えない感じになりました。それでも若干お得ではありますが。

ということでANAの方は岩国空港の方が近くて良さそうですね。


羽田から広島行きですが、なかなかレアなトラブルで広島到着が約1時間ほど遅れに。

広島空港からは次のバスまで1時間半後ということで絶望しかけるも、

臨時のバスが来てくれて事なきを得ました。

ホテルにチェックインしてお好み焼き屋もほとんど閉まっていたので

早速汁なし担々麺などを。

 

ホテルでまったりしたいところでしたが、今年は業務の方が納期直前ということもあり、夜ホテルで仕事をしたりしていました。


# 2024-02-09(金) 前夜祭当日

14時に国際会議場集合ということだったので、お昼はお寿司屋さんの真鯛ラーメンを。

 


お腹が満たされたところで広島国際会議場へ。

 

地下2階のスタッフ控室ではスタッフの皆さんが続々と集まってきました。

 

スタッフ向けの自己紹介やブリーフィングのあと、恒例のノベルティ詰め作業を行いました。(勝手に撮影してしまいましたが、まずかったら削除しますのでご指摘ください)


今年はなんと昨年の倍近いスポンサーが集まったという事で、ノベルティの数も段違いでした。

詰める順番にもコツがあり、まずは紙とそれ以外のアイテムに分類して、サイズ順にソートして並べていきます。一番大きいパンフレットの上に小さいパンフレットを重ねていき、ノベルティバッグに詰めた後に紙以外のアイテムを入れていく、という段取りになりました。450人分なので20人くらいで20周くらいな感じでした。

 

ノベルティ詰めの作業を17時くらいまででなんとか終えた後、各部屋のセッティングを開始。


配信チームは事前の撮影機材のセッティングが最重要なのですが、自分は配線周りやカメラなど全然分からないので養生テープを貼ったり、機材を運ぶなどのお手伝いをしていました。

 


裏では前夜祭が盛り上がってそうで気になりつつも、21時過ぎになんとか前日できる範囲の機材のセッティングを終えてその日は終了。


その後は懐かしの方々と再会して牡蠣をいただいたり広島つけ麺をいただいた(辛さ5倍?とかでも全然辛くなかった)りしながら、明日も早いので就寝。

 

 

# 2024-02-10(土) 当日

朝は7:30集合ということで、吉野家でガッツリ朝食をかきこんでから集合。

 

朝から開始までの2時間にすべてがかかっているので、配信の準備に駆け回りました。(主にリーダーのGodanさんやxtetsujiさん、takanen28さん達が)

去年と違い、1階と4階の階段の往復が無くてありがたい。

自分の担当は bitRiver/カナル・ウェブ会場(コスモス): #yapc_b の部屋でしたが、

なんとか10時の配信開始までにほぼ設定を終えてスタンバイ。

始まってしまえば後は単純作業の繰り返しです。

OBSの操作自体は去年とほぼ同じ要領なので、あとはある程度リラックスして出来ました。


…とは言え登壇者のトークを聞くのに集中してしまうと配信チェックがおろそかになってしまうので、行ったり来たりでトークに集中しすぎてもまずいということで、トークについては後日の配信アーカイブでゆっくり視聴したいと考えています。

最終的にベストトーク賞になったVISAカードの裏側のトークなど、裏から見れたのは役得でした。



途中、スタッフにも広島名物「むすびのむさし」の朝食おにぎりがデプロイされました。

朝ガッツリ食べてきたのに、このむすびめっちゃ美味かった…!


そしてすぐにお昼、全員分用意されたお弁当もまた美味かった。

廊下でふらっとmiyagawaさんとnaoyaさんが並んでいてプチrebuild.fmな雰囲気になっていたり、こういうのすごい久々な感じですねぇ。

 

で、午後はそのまま続けてトークを4つほど。

だいぶ流れに慣れてきたので、途中でCloudflare Workersイベントで大変なお世話になっているyusukebeさんにちらっとご挨拶したり(前夜祭のHonoのトーク観たかったです)、トイレついでに個人スポンサーのノベルティを貰いに行ったりしつつ、息をつく暇もないままこの部屋の配信はなんとか無事に終了。

ここの部屋は16時で配信作業終了、その後は配信機材の撤収作業を。

途中で久々にお見かけして声をかけたい方もいましたが終始バタバタしており、全然話しかけられず残念、申し訳ありませんでした。

その後メインの仕事が終わった油断からか、配送業者の手配で一部荷物の確認漏れが出てしまい、手痛いミスをしていまいました。。クロネコと佐川と見分ける技術が足りませんでした…。その節は大変ご迷惑をおかけしました…次回は本当に気をつけます。

 

さて、凹みつつもなんとか部屋の撤収作業もある程度段取りがついたので、

「平成のエンジニアから令和のエンジニアへの遺言」やLTは残念ながら間に合いませんでしたが、なんとか途中から杜甫々さんのキーノートの部屋へ。

そして、やはり杜甫々さんのキーノートは圧巻でした。


とほほのWWW入門は当時geocitiesのホームページ作成やxreaのホームページなどでCGIを設置する際に大変お世話になった記憶があり、自分としても青春の思い出でした。

 

23年ぶりに「とほほのPerl入門が更新」というのも歴史がありすぎて凄まじい…

当時は2chにもかなり生息していたのですが、

まさか あめぞう掲示板よりも先だったとは…

 

インターネットの歴史を作られてきた事自体はもちろんですが、とほほさんがすごいのは現在進行系で今でも入門シリーズが増え続けていること。

 

なぜそこまで続けられるのか?という事の答えが「好きだから、趣味だから」、というのはシンプルで、これ以上無い真理でした。

好きなことじゃないと続かないというのは当然なのですが、この年まで数十年とアウトプットを続けて生涯現役でいられるのはまさに偉人という他ありません。。


このキーノートを現地で観られたというだけで感激すぎて今回広島に来て本当に良かったなあ、と。

 

# 懇親会

クロージングの後、配信チームは厳島(ダリア)の機材をまとめて、ホテルに運搬するということをやっていました。


懇親会会場にたどり着いたのは懇親会終了予定時刻の5分前w

ですが、会場の方もわかってくれてたのか、

終了時間を過ぎても結構な時間を延長させていただき、

ここしかないと思って料理を食べまくりました。特にチャーシューみたいなのが最高で8個くらい食べましたw

懐かしい顔もちらほら見かけたのですが、皆さん他の方々と楽しく談笑されており、

コミュ障が発症してしまって割り込みで声をかけることも出来ず非常に後悔が残る事も。

とは言え、お酒も料理も最高すぎました。(料理、結構余っていたのでできるものなら持って帰りたかったw)

 

 

# スタッフ懇親会

22時過ぎから、こじんまりとしたお店に移動してのスタッフ懇親会でした。

自分はコアスタッフではないため、残念ながら顔と名前が一致しない人も多く、ちょっとぼっち気味で困ったなあと思っていたら、広島のコアスタッフをされていたyicruさんに話しかけていただき、広島周辺のIT勉強会界隈のお話やらフロントと技術のお話をさせていただいたりして本当に助かりました。

またAnaTofuZさんに DBD::mysql のバージョンアップ問題を教えてもらった感謝を伝えられたり、nagayamaさんにサブテク時代のお話を聞かせていただいたり、ariakiさんと広島工大の松本先生にPerl 5が登場する前のお話やEmacsのお話などを聞かせていただいたりして、とても楽しめました。

この日はめちゃくちゃ疲れたのでホテルで即就寝。

 

# 2024-02-11(日) yayapc

翌日はアフターイベントのYAYAPC::Hisroshimaということで、広島駅前へ。

 

connpass.com

ほとんどのトークが共有NGだったので詳細は割愛しますが、

makamakaさんの最凶のNoリスケおじさんの話

から始まり、

突如として昭和生まれ大歓喜の例の演出が出てきたり、

せつないWEBサービスとのお別れの話が出てきたりで、

最後まで笑いあり涙ありで最高でした…!

YAPC本編だけでなく、この素晴らしいアフターイベントを企画・スポンサードされたkobakenさん、大井町pmのお二人、本当にすごすぎます。。

ありがとうございました!

 

終了後は有志でサクッとお好み焼きを食べて解散しました。

お好み焼きにうどんの組み合わせは初めてでしたが、美味かった…!

_ybrliiuさんとウォーキング趣味の話をしたりしながらホテル方面へ。

 

# 2024-02-12(月) 最終日

最終日は何も予定を入れていなかったので、完全にオフ日ということで宮島に観光へ。

ベタな超有名観光地ではありますが、過去に宮島に行ったのはおそらく26年前でほぼ何も覚えていなかったので、新鮮で最高でした。

せっかく来たので、軽く宮島で有名な弥山にでも、という事になったのですが、

最初密かにアテにしていたロープウェーがなんとこの時期だけ点検のため停止中…

しかしここまで来て登らないのももったいない、ということで運動不足を承知で弥山大聖院コースから登山を決断。

久々過ぎる登山でしたが、

景色は最高、冬の瀬戸内海の島々が見れて日本の良さを再確認。

去年は愛媛の松山でワーケーションをしましたが、瀬戸内海でもしてみたいですねぇ。

山頂にはFree Wi-Fiもあり、ここでちょっとした作業をする事も可能そうですw


日頃の運動不足がたたってかなり苦戦しつつも、3時間ほどで帰ってこれました。

YAMAPを初めて実戦で使いましたが、途中のルート確認など本当に便利でした。

昔は国土地理院の地図とコンパスを使ってたものですが、ほんといい時代になりましたねぇ。

 

 

下山すると結構な時間になっていたので、ちょうど干潮の宮島も見ることができました。

ということであっという間の広島滞在が終わりました。

 

最後に広島TIPSを。

帰りの広島空港では、個人スポンサーのお好み焼きのヘラを持ち込めるかどうかという問題がありました。

j-town.net

広島空港のJALのカウンターに確認したところ、このYAPCのヘラは角が丸まっているので、機内持ち込みで大丈夫です、という回答を得られ、無事にゲートを通過することができました。

これで次回またノベルティでヘラが出てきても(角が丸ければ)安心ですね…!

 

# 終わりに

今回、当日ボランティアということでYAPCに参加させていただきましたが、大変楽しく、そして勉強になりました。

前回の京都よりも更に規模が大きくなり、スポンサーの数や参加者もこれ以上ないというくらい充実しており、企画の数もこれまで以上だったと思います。

参加者の視点から純粋にトークを楽しめなかったというのはありましたが、それ以上にこういった技術イベント・コミュニティの裏側を少しでも見ることが出来たのは大変な経験になりました。(トークは後日の配信アーカイブで観れるし)

これまでずっとお世話になってきたPerlコミュニティへほんの少しでも協力できたのが嬉しいです。

特にkobakenさん、chanyouさんをはじめとしたコアスタッフの方々の1年前くらいからの準備の苦労については計り知れないものがあり、本当に頭が上がらないですが、それでもみんなで作り上げるイベントというのを一緒に味あわせていただけたことに感謝しています。次回も何かお手伝いできるようでしたらぜひやってみたいです。

 

最後にYAPC::Hiroshima 2024に関わられたすべてのスタッフの皆さん、スポンサーの皆さん、登壇者の皆さん、参加者の皆さん、配信をご覧になってくださった皆さん、本当にありがとうございました!

 

Workers Tech Talks #1 で Cloudflare Workers + R2 について発表させていただきました

というわけでブログを書くまでがYAPC、…ではなくWorkers Tech Talksということで、記憶が新しいうちに書いています。

 

workers-tech.connpass.com

今回このWorkers Tech Talks #workers_tech


Cloudflare Workers + R2で低コストで画像配信を移行した話

speakerdeck.comというお話をさせていただきました。

 

こんな機会は人生の中でもなかなかないだろうと思いますので、

個人ブログなら良いかなということで思ったことなどを書いておきます。

 

# なぜ自分に声がかかったのか?

まず、今回のお話は前段がありまして、

kichijojipm.connpass.com

の吉祥寺.pm 32 で、あくまでもPerlを知っている方が多い場所であれば無理やりでもCloudflare Workers とPerlをくっつけて話せばちょっと面白いかも、というところから始まりました。

この時の話を

qiita.comという記事にまとめていたのですが、

それをHono

hono.devのyusukebeさんに見ていただいて、というところから始まりました。

 

自分にとってのyusukebeさんと言えば、Honoのyusukebeさんではなく、

Perl/YAPCのyusukebeさんという印象で、ずっと憧れていたハッカーPerl Mongerでした。

yusukebe.com

そんなyusukebeさんから、突然今回のお話のお誘いがありました。

今回のWorkers Tech Talks参加メンバーを伺った時に、ここに自分なんかが入って良いのか、フロントエンドも全然わかっていないような泥臭いPerlインフラ野郎が居るのは明らかに異質ではということで、一度は本気でお断りしようかどうかと悩みました。

 

自分は長いことPerlに飯を食わせてもらっていたものの、yusukebeさんやmiyagawaさんのようにOSSで貢献出来るようなコードを書くセンスがあるわけでもなく、レガシーなプロダクトを泥臭く運用したり、地味にバグ改修したり、日々海外のスパムと戦ったり、EOLになるOSをコンテナ化して延命させたり、DBやファイルサーバのクラウド移行や裏側のライブラリをアップグレードさせたり、少しでもサービスが長生き出来るようにコストを安くする方法を考えたりという、本当にサービスの裏側の泥臭い事ばかりでした。

みんなが期待するようなキラキラしたお話には出来ないという自信のなさがありました。

 

その一方で、YAPC::Japan 2019でのsongmuさんの名トーク

junkyard.song.mu

で、この一節を思い出しました。

使うこと「だけ」でも貢献

  • ただし使っていることを隠さない
  • 可能なら問題や疑問を報告する

Pull Requestを送るだけが貢献ではないという言葉を思い出しました。

 

自分にはライブラリを作ったりする能力は無いですが、

Cloudflare Workers + R2やHonoのような素晴らしい技術を使っているという事、

また、例えそれがPerlの古くて歴史のあるサービスであってもその恩恵を受けることが出来ました、という事であれば自分なりに伝えられるのではないかと思いました。

 

正直なところPerlに興味のあるユーザ向けイベントでない事はわかっていましたが、

何より今回R2への移行によって多大なコスト削減を行うことを実現させてくれたCloudflare社様への感謝として、個人的な趣味で敢えてPerlを少し出しつつも再編集してお話させていただくことにしました。

 

# 本番当日

yusukebeさんのオープニングトーク、さらっと「Honoを作っています」と言えるのはすごいです…

ほぼ全員が Workers、Edge に興味がある方しか居ないイベントということで、最初からすごい熱気でした。

---

## @chimame_rt さんによる GraphQL Server on Edge

GraphQL API ServerをCloudflare Workersで実現するということで、

Cloud RunからCloudflare Workersに置き換えてみたというお話でした。

自分も先日のCloudflare WorkersからTCP接続がサポートされたというニュースにはびっくりしたのですが、あいにく自分はGraphQL API Serverを書くといった仕事は無かったので、実用出来るのはまだまだ先なんだろうなぁ、となんとなく考えていました。

実際に置き換えてみて、デプロイの高速化や、インフラコストの劇的な改善に繋がったということで、機会があれば試してみたいと思いました。

また

zenn.devの記事には難しいと思っていたPostgreSQLでコネクションプーリング的な事も出来ると言ったテクニックもあったりして、後でじっくりと読んで試してみたいです。

---

## @hiroshi3110 さんによる Gyazo の素朴な Workers

Helpfeelの @hiroshi3110 によるGyazoのWorkersの裏側の紹介でした。

画像の直リン対策、自分も昔少し考えたことがありましたが、Apache/Nginxなどだと素朴にリファラチェックやUA判定くらいかなぁというくらいでしたが、実際には結局泥臭い細かいルールが必要になったりしそうで、confでやるのは意外に面倒そうだったり。

それがCloudflare Workers化することによってエッジだけで任意にHTMLを返したり、柔軟にカスタム出来る、というのは面白いなぁ、と。

Partner Peering で GCP egress 料金が半額という点、

wrangler がない時代から5年以上安定して運用できているというのも良いお話でした。

@hiroshi3110 さんには個人的に懇親会でさらに裏側の話も含めて深くお話させていただき、画像配信サービスの難しさなど、とても参考になりました。

---

## 自分のトーク

休憩を挟んで、いよいよ自分の発表。

コロナ禍もあり、数年ぶりのリアル登壇だったのでめちゃくちゃ緊張しました。

正直なところ、一度前にも発表している内容だったのであまり反応無いだろうなぁという事で予想していましたが、後でハッシュタグ

https://twitter.com/search?q=%23workers_tech&src=typed_query&f=live

を追ってみたら好意的に反応していただいたようで、本当に大感謝です。

 

少し裏話としては、後半のリリース後のS3のオブジェクトキーの話は、前日になって15分枠から20分枠に変更になったので時間調整的な意味も込めて追加したのですが、かなりのエッジケースだし最近の新しめのサービスの運営的には参考にもならない話だろうなぁと思いつつも、ここが一番ネタ的に反応していただいていたので追加してよかったな、と。。

時間も早口で説明してもぴったり20分くらいだったので、15分枠じゃなくて結果助かりました。

---

## @mizchi さんによる Server Side JavaScript のためのバンドル最適化

お次は @mizchi さんによるバンドル最適化のお話でした。

Dockerコンテナサイズを少しでもスリムにしたいというのはわかりましたが、バンドルサイズやスクリプトサイズの上限で悩むといった苦労をしてこなかったので、パフォーマンスのためにはここまで意識しなければならないのか、というのが非常に参考になりました。

wrangler deploy を単純にそのまま使わせていただいている身からすると、裏側でバンドルサイズ対応のためにここまであるのかは未知の世界だったというのと、ExpressからHonoに変えるとここまで小さくなるのは流石だなぁ、と。

Edgeの世界になると、パフォーマンスバジェットとして1MBというのを意識する必要があるというのはめっちゃ勉強になりました。

---

## @codehex さんによる gRPC Client on Cloudflare Workers

speakerdeck.com

Cloudflare Workersで gRPC を動かすというお話。

yusukebeさんだけでなく @codehex さんも Okinawa.pmを運営、元Perl出身ということで、非常に心強いです。

旅行補助が年間100万円というのはすごいですね。NOT A HOTELかっこいい、気になるw

まだまだWorkersのgRPCの事例はほとんど無い中で、一人で突き進んでいく姿勢、本当にすごいです。gRPC-Edge-Gateway も絶賛開発中ということで、楽しみです。

---

 

# 感想

自分の生息範囲とは違うフロントエンドやEdgeという世界に興味がある開発者向けの勉強会ということで、最初はプレッシャーがすごかったですが、参加させていただいてとても刺激になりました。

日頃からラーメンの食べ歩きだったり、どうでもいいようなくだらない事しかツイートできていなかった自分ですが、

主催していただいた yusukebeさんのおかげでCloudflare開発者向けに公式にツイートしていただいたというのは光栄すぎて記念スクショしておきますw

 

第2回が秋頃に予定ということで、とても楽しみです。

このような素敵な会場を提供してくださったクラスメソッドさん、設営に協力していただいたボランティアの皆様、そして今回このような機会をいただけたCloudflare Japan社の皆様に感謝します。

ありがとうございました!





YAPC::Kyoto 2023 でボランティアスタッフをしてきました #yapcjapan

…というわけでブログを書くまでがYAPC

ブログを書くのがPerlへの貢献ということで、忘れてしまう前に書いています。

 

yapcjapan.org

で、今回初めてYAPCの運営を少しだけ手伝わせていただきました。

YAPCは10年近く参加させていただいていますが、

こういった外部向けイベントの運営側はまともにやったことはなく、知見も経験も何も無かったのですが、せめて当日のボランティアスタッフくらいなら少しはお手伝い出来るかな、と思い勢いで

YAPC::Kyoto 2023の当日スタッフを募集します! - YAPC::Japan 運営ブログ

の記事を読んで参加させていただきました。

 

前日祭

 

前日はボランティアスタッフにも関わらず集合時間の14時よりだいぶ早く12:30頃に現地に着いてしまって、段取りを何も分かっていなかったのでやれることがなくオロオロしていました。

…と思ったらコアスタッフの方々が早めに段取りを整えてくれたのでやっとノベルティの袋詰めというお仕事が出来てホッとしました。みんなでグルグル回っての袋詰めはかなり早く進みました。こういうの学生時代の文化祭の準備みたいで、楽しいですね。

自分は配信チームに配属ということで、godanさんが配信全体リーダー、xtetsujiさんとsakaneさんが配信部屋リーダー、そのリーダーの元でボランティアスタッフはyebis0942さん、hyumanaseさんと一緒に配信のお手伝いをさせていただく事になりました。

YouTube配信に使用するソフトOBS Studioは初めて見たばかりだったので、とにかく最低限の基本的な操作を教えていただき、CMとスライド・カメラの切り替え操作程度だけはなんとか理解したものの、トラブルシュートや機材のセッティングは完全に異次元の領域なので素直にリーダーの匠の技を眺めさせていただきました。

翌日の可能な準備まで出来たところで、

一足先に解散させていただき、yusukebeさんのHono Conferenceに参加させていただきました。

connpass.com

Hono - Ultrafast web framework for the Edge

は実はまだチュートリアルで多少触った程度で、参加の皆さんが手練の方々ばかりで自分なんかが参加していいのかと言うのがあったのですが、

qiita.comのように個人的に最近Cloudflare Workersを触ることが増えているので最新のフロントエンド界隈の話やCDN業界の話、OSSの話、Honoの裏話などのリアルな話を伺うことが出来てとても刺激になりました。

 

YAPC::Kyoto 2023当日

朝は7:30会場入りでスタッフ全員でフリーフィング。

開場までの時間との勝負なので機材を移動し、配信準備を整えていきました。

自分の持ち場は Scrapboxホール by Helpfeel(アトリウム) で、いきなり一番大きい箱でテンパりまくってましたが、リーダーのGodanさんの的確な指示で4階と行ったり来たりしてお使いメインでやらせていただきました。体力勝負なので最近節制しておいてよかった。。

今回はYouTubeライブ配信が合計4トラック、4つの配信を同時に進行するということで、Godanさんのタスク・判断量は半端無かったと思います。。

配信は一番の山場が開始前の機材準備とOBS設定、カメラ・マイクのチューニングということで、時間との勝負でしたがなんとかオープニングの9:30に間に合わせる事が出来てほっと一息。

一度配信が始まってしまえば後は基本的にはタイミングを見ながら登壇者とCMをトランジションボタンで切り替え、「セッションタイトル」の変更の繰り返し。

が、途中で油断しているとカメラの出力が止まっていて、「無効化」「有効化」の切り替えで復旧させたり、登壇者のカメラ位置がズレてしまっていたりと、油断出来ない展開。また、うっかりしてセッションタイトルのページ送りを数分の間忘れてしまう痛いミスなども起こしてしまいました。大変申し訳ありませんでした。。

開場の時間と実際のYouTube配信とは30秒程度の遅延があったりするので、配信機の横にMacBook Airを置いて、常にYouTube画面とチェックしながらちょくちょくTwitterなどで見れない、聴こえないなどの声が無いかをチェックしつつ、次第に慣れてきて少しはトークを聴く余裕も出てきました。

特に印象に残ったセッション

ずっとアトリウムの配信だったので他は見れなかったのですが、

個人的に刺さったのがkurotyann9696さんの

売上と開発環境を同時に改善するために既存のPerl Web アプリケーションをどのようにリプレイスするか 

レガシーなプロダクトをどのようにリプレイスしていくかという課題・視点がとても参考になりました。アーカイブが出来たらまたじっくり見直してみたいです。

 

moznionさんのソフトウェアエンジニアリングサバイバルガイド: 廃墟を直す、廃墟を出る、廃墟を壊す、あるいは廃墟に暮らす、廃墟に死す

普段から廃墟群と暮らしている身としては思い当たるところがありすぎて切なくなってしまいましたが、その直し方や暮らし方のコツなども説明されていて、めっちゃ参考になりました。

 

途中、少し抜けさせていただき観に行ったトーク

yusukebeさんのどこでも動くWebフレームワークをつくる

今まさに伸びまくっているOSS、Honoの勢いを感じるトークでした。Web標準にこだわることで、どこでも動くことの威力を感じさせていただきました。

 

そして圧巻は最後のonishiさんのキーノートでした。

当時、梅田 望夫さんの「ウェブ進化論」を読んで感銘を受け、Web2.0全盛期の流れの中でPerlPerlコミュニティにお世話になってきた者としては、配信をしながらも泣いてしまいました。創業時の狭いオフィスとか、YAPCのチケットが無くて入れなかった時のエピソードとか、あれは絶対もう一度アーカイブで観たいですね。。

その他のトークや裏トークもかなり興味があるものが多かったので、アーカイブ後にじっくり見られたらと考えています。

 

撤収後

配信チームは最も持ち帰る機材があるものの、自分は何をどうすれば良いのかわからず単純なゴミの処理をしたり物を運んだりするくらいしかお手伝い出来ませんでした。

 

撤収後の打ち上げでは、元からのコミュ障が全開してしまって、周囲の初めてお会いする方々や、一方的に存じ上げている方々に全然話しかけられなかった事にとても悔いが残っています。

とは言え、こんな素敵なイベントに少しでも関われた事がひたすら嬉しく、一ボランティアスタッフであっても大きい達成感を味あわせていただきました。

特にコアスタッフの皆さん方の準備の苦労については少し聞いただけでも計り知れないものがあり、ここには書ききれませんでしたが、当日ボランティアという場を提供していただけた事に本当に感謝しています。

 

また、今回始めてお手伝いをさせていただき、配信についてのお仕事がどういうものかというものを横で見させていただき、本当に勉強になりました。

配信はプログラムとはまた全然別の非常に特殊なスキルであり、オフライン全盛に戻ってもこれからの時代のコミュニティ運営には欠かせなくなっているスキルだと思います。

今後のPerl入学式や今後のYAPCなどで少しでもPerlコミュニティへの恩送りができればと考えています。

 

最後にYAPC::Kyoto 2023に関わられたすべてのスタッフの皆さん、スポンサーの皆さん、登壇者の皆さん、参加者の皆さん、配信をご覧になってくださった皆さん、本当にありがとうございました!

 

YAPC::Japan::Online 2022 に参加してきました

…というわけでブログを書くまでがYAPC

ブログを書くのがPerlへの貢献ということで、

普段全然ブログ書いてないのですが、今更ながら感想を…

 

先週2022-03-04,05に YAPC::Japan::Online 2022

yapcjapan.orgに参加しました。

今回はちょうどいい外に出せそうなネタも無く、業務の方もいろいろアレだったので、純粋な参加者として楽しませていただきました。

 

去年はJapan.pm 2021

yapcjapan.connpass.comがあったのですが、

YAPCとしては

以来の参戦です。

 

1日目

まずはなんと言ってもここからはじまりました。

YAPCチキンとJPAビール。

ものすごいボリュームでもって、腹ペコの状態から始まったのですが、

ひたすらチキンを貪り食っているだけで完璧に満腹になりました…!

リモート開催でも同じ空気感を共有出来るこの仕組、本当に素晴らしいですねぇ…

 

このチキンを食べながら、最初はuzullaさんとyusukebeさんによるゲスト対談から。

会場のテンションを温めるためのゆるーいトークから懐かしの話題まで、

いい感じでテンションが上ってきました。

 

トークの発表資料については、

qiita.comがまとまっていて非常に助かります。

 

自分が拝聴したトークについて、

TypeScript へ型安全性を高めながらリプレースする

「がんばらないTypeScript」から、「メリハリのあるTypeScript」まで、

プロジェクトに合わせて徐々に移行していきましょう、というトークでした。

一気に置き換えるのも難しいし、かといってstrictを外すのも、、という感じでこういうアプローチもあるんだなぁ、と参考になりました。

danさんによる正規表現トーク

Regexp::Assemble, Regexp::Common のコアなところや、PerlUnicode対応の歴史的なところなど、さすがdanさんというトークでした。

個人的には数年ぶりに 正規↑表現↓ が聞けたのがツボでしたw

こんな記事もありました。

dankogai.livedoor.blog

1日目:LTというか懇親会

全部面白かったのですが、macopyさんによるPerlテトリスが最高でしたw

普通にラインを消せる気がしないw

 

 

その他のトークも、深夜ということもありゆるーい感じで、

ちょっとお酒をいただきながら楽しませていただきました。

 

2日目

macopyさんによる じわじわとPerlからGoに移行しようとしている俺達のマイクロサービシーズの紹介

歴史のある巨大なモノリスのサービスを、優先順位などをつけながらいかにマイクロサービスに分割していくべきかというのを事例として紹介されていました。

慣れているAurora MySQLとスパイクに強いDynamoDBのそれぞれの特質によって使い分けているというのもなるほどなぁ、と。

 

Hono[炎] Ultrafast web framework for Cloudflare Workers.

お次はyusukebeさんによるHonoのトーク

CloudFlareは触ったことがないのですが、Lambda@Edge のようにエッジ側でのサーバレスの実行環境は今一番熱そうな分野ですね。

Perlで書いてCloudFlare Workersで動かすことも出来るらしい…!

yusukebe.comで、Honoですが、とにかくUltraFastを目指して必要最小限なフレームワークとなっているようで、Middlewareを書くことで機能も拡張していけるそうです。

ちょっとしたミニブログ的な事もエッジ側だけで実装可能ということで、

これは触ってみたいですね…!家系ラーメン食べたいです!

iekei.yusukebe.workers.dev

あなたの知らない(かもしれない)コアモジュール

比較的マイナーと思われるPerlコアモジュールの紹介でした。

バリデータの

use Params::Check; とか、

 

use Fatal;

はもう古いので

use autodie; にするべきとか、

 

自動でハッシュを作ってくれる

use Text::Abbrev;

とか、

 

タブをスペースに変換してくれる

use Text::Tabs;

とか、

 

謎モジュールの

use less;

if (less->of('memory')) {

とか、いろいろな発見があって楽しめました。

use autodie;とかはやっつけで書くときとか便利そうですねぇ。

 

ちょっと時間があったので、

フロー効率の向上から始める開発生産性の高め方 ~ モブワークを沿えて ~

面川さんのモブワークのトークを途中少し拝見しました。

コードレビュー時などにモブワークでチーム全員でレビューしたり、どうしてもレビュアーに負荷がかかりがちな箇所を、モブワークで行うことでリアルタイムでフィードバックを返して知見の共有を出来るのは良さそうだなぁと思いました。

 

エンジニアの個人ブランディングと技術組織

onkさんによる技術組織の作り方や社内勉強会、技術者として個人と会社をどう両立させて行くかというテーマでした。

個人的にもこのテーマはいつも悩んでいるところがあり、非常に興味深く拝見しました。

 

というあたりでYAPCピザが到着w

本当にいたれりつくせりなカンファレンスですねw

 

7年間運用したソーシャルゲームAmazon EC2構成からAmazon ECS構成へと乗り換えた話

EC2からECSに載せ替えしていくというトークでした。

Perlのバージョンアップを泥臭くやっていく話、

またEC2をECS化する理由を非エンジニアにいかに説明をすべきか、というところもあるあるな感じで、技術的な説明に留まらずに共通言語で丁寧に説明していくしかないというのが共感でした。

 

keynote : 変化し続けるキャリアと変わらない原体験

songmuさんによるキーノート。

昔のYAPC時代の話から、2009年にPlackで受けた衝撃、情熱と原体験を大事にし続けることと学んで発信を続けることの重要性など、とても刺さりまくりました。

 

LT

全部面白かったのですが、一番笑ったのがこちら。

github.comgugodさんによる、如何にして

(a== 1 && a ==2 && a==3)

を実現するかというネタ。

本当に最高でしたw

 

YAPC川柳大会

blog.yapcjapan.org

LTの後は川柳大会の発表でした。

自分もちょっと前にネタで3件ほど句を書いていたのですが、

これがまさかの入選w

なんというか、今の若者達が果たして「それPla」ネタを知っているのだろうか…w

Plagger - Wikipedia

2006年頃に大流行した偉大なるmiyagawaさんの「Plagger」を後世まで語り継いでいかねばということでネタにしてみたのですが、ド滑りしてたらどうしようと焦るも、一部ウケていただいた方がいらしたようでちょっと安心しました…。

 

その他

tech.mobilefactory.jp

妙にかっこいい今回のYAPCの黒Tシャツの秘密が、

伝説のLT「草とPerl」から繋がるAcme::Bleachとして明かされました。

"There's More Than One Way To Do It." 

やはり何度聞いてもいいですねぇ。。

 

最後に

今回は特にトークやLTなどもせず、純粋に1ユーザとして参加させていただきましたが、

盛りだくさんで本当に楽しませていただきました。

 

ノベルティ、チキンやピザといったリモート開催なのに会場にいるような空気感、

トークによる別視点による解説、

Discordによるスムーズな情報伝達、

ゆるっとした懇親会トークなどなど、

いつものYAPCのなんでもありな感じで、

Perlだけに留まらない懐の広く非常に居心地のよいカンファレンスでした。

 

全然お手伝いなどもできずに申し訳なく思いつつ、実現されたスタッフの皆さん、登壇者の方々、参加者の方々、スポンサーの皆様に本当に感謝です!

ありがとうございました!

 

 

WEB+DB PRESS Vol.122 「Perl Hackers Hub」第67回「GitHub APIによるチーム開発の効率化」に寄稿させていただきました

4/24発売のWEB+DB PRESS Vol.122 「Perl Hackers Hub」第67回「GitHub APIによるチーム開発の効率化」に寄稿させていただきました。

f:id:teckl:20210406184117j:plain

WEB+DB PRESS vol.122

以前意識が高まった時に少しは技術的なブログを書こうと思ってこのブログを作りましたが、3年ほど放置してしまっていたので良いタイミングなので久々にここを使わせていただきます。(らーめんブログの方に書くのもアレでしたので…w)

記事内容について

GitHub APIに触れたことが無い方、かつ社内用GitHub(Enterprise)のOrganization管理者的な方を想定読者として、GitHub APIの基本的な使い方・活用例をPerlのサンプルコードを交えて紹介したものになります。

GitHub API自体は少々今更な内容であることと、かなりニッチ目な対象である事もある事から、実際にこんなレシピがあると捗るかも、といったAPI活用ネタを紹介しています。

ネタの一部は既にGitHub Actionsなどで実現されている方も多いかとは思いますが、執筆開始時は社内で使っているGitHub Enterprise Serverのバージョンが3.0がリリースする前でちょうどActionsが使えるようになるかどうかというタイミングだった事もあり、GitHub APIだけでシンプルにやってみましょう、という事になりました。

内容的にPerlを使っていない方でも読みやすいかと思います。

github.blog

経緯

このお話をいただいたのは去年の12月に、

qiita.comの記事を書いたことで、今年の1月になって何かGitHub API的なネタで書いてもらえないかというお話をいただきました。

時期的に着手中の大型案件が佳境だったことと、技術ブログなどは普段から書いていない自分がいきなりあのWEB DB PRESSに寄稿なんて恐れ多くて最初はお断りしたのですが、 たぶんこんな機会はもう来ないんだろうなぁ、とも思いましたのでありがたくお話を受けさせていただきました。

世間ではちょうど緊急事態宣言に入っていたため、2月から休日になると引き籠もって執筆するネタを探しておりました。家に籠もっていても全然集中出来なかったため、32時間も滞在出来て3500円の格安プランをやっていた都内の某ビジネスホテルに籠もってネタを考えたりしていましたw

最初は実際に社内で使っているWebhookネタを中心でと軽く考えていたのですが、そうなるとGitHub APIというテーマから若干離れてしまい、話のまとまりが無くなってしまうということで悩みつつ最終的に今の形になりました。

WEB+DB PRESSは昔から読ませていただいていたものの、いざ書いてみると本当に難しく、普段から自分の好きなように書きなぐってよいブログとはまったく別の視点が多く出てきまして、わずか5ページほどでしたがはじめての経験ばかりで大変勉強になりました。

謝辞

お誘い頂いたpapixさん、全体的な進行・文章のレビュー・校正をしていただいた技術評論社の稲尾さん、直接技術的のレビューやアイデア出しをしていただいた監修の牧さん、校正などに関わってくださった編集部のみなさんに御礼申し上げます。

 

2021年4月24日に発売になりますので、ぜひ機会がありましたらお買い求めください!本当にありがとうございました!

gihyo.jp